心理カウンセリングで解決できる悩みとしては、大きく4つのパターンに分かれており、仕事の悩み、子育ての悩み、夫婦の悩み、漠然とした生きづらさへの悩みとなっています。
仕事の悩みで最も多いのが職場の人間関係で、上司との関係や部下との関係で悩むケースとなります。
これらに共通する課題はコミュニケーション障害で、どのように円滑に意志の疎通を図るかが解決のカギになります。
カウンセリングでは障害のケースに応じて、具体的なアドバイスが行われます。
子育ての悩みで多いのが、思春期の子どもに対する接し方です。
不登校や引きこもりの問題を抱えているケースが目立っており、家庭内暴力に悩む親も少なくありません。
カウンセリングでは、子どもとの適切な接し方をアドバイスしますが、事態が深刻化すると地域のケースワーカーと連携して対処することもあります。
心理カウンセリングでは最近、特に夫婦間の問題を扱うことが多くなっています。
配偶者の浮気など独りで悶々と抱えがちな悩みが増えています。
その他、夫婦生活の悩みや夫婦間コミュニケーションの問題など、さまざまな悩みに向きあうことになります。
こうした問題に関しては、相談者が心の安定を得られるようにアドバイスします。
不安要因をハッキリさせることから解決の糸口と探ることになります。
それは、漠然とした生きづらさの悩みに対しても有効な方法となっています。
心理カウンセリングでは、悩みの原因を解決することは出来ないかもしれませんが、心を不安定にさせている要因をハッキリさせることで解決の糸口を見つけるものだと言えます。